Triumphで盆栽

TRIUMPH STREET TRIPLE=トリンプ ストリップ君についての四方山話です。
少しずつでも上手に乗ってあげられるようにがんばります。

2013/09/21

ストリートトリプルの苦しいところ

トミンで28.47まで進みました。
そろそろバイクについて書いても許されるタイムじゃないかと思います。

不満その1
バーハン苦しい。
ハングオフ時に姿勢が苦しいだけではなく、前傾できないためにフロント周りを抑えられない。
まぁこれは分かっていた事でもあり、ストリートファイターな以上仕方ない。

不満その2
ギア比が合ってない。
ほぼ同車体のディトナと比べると2~6速はまったく同じギア比なんですが1速だけかなりショート。
バイクの性格を考えて変えてくれているわけで、実際ストリートトリプルには合っていると思います。

しかしサーキットで走るとノーマルで走るにはショート過ぎる。そして2速へのステップ比が大きすぎる。もうちょっとクロスしていて欲しい。

レブリミット13000に対して12000でシフトアップインジケータを光らせてますが、トミンだと左コーナ後のバックストレートで光ってしまいます。
今のところレブるまで行っていないものの、左コーナが一番まともに走れていないレベルなので遅かれレブると思われます。
当然この回転域で最終コーナに入るわけでバックトルクも盛大。

ショートな分立ち上がりが良いといえば良いけど、奥の右コーナと最終の立ち上がりではスロットルに神経使います。

不満その3
スリッパークラッチが入っていない。
その2に絡みますが、今時のSSはスリッパークラッチがほぼ確実に入っています。ストリートトリプルにはないので、フルブレーキ時や1速でのバックトルクでリアが逃げたり姿勢が崩れたりします。


あまり不満にならない点
パワーは不足感なし。ディトナに比べて約20馬力少ないですが、今のところ不満なし。
カタログ等で見るとバルブリフト量が違うので、ハイカムなんだろうと思いますが。
強いて言えば、馬力があればその分をスプロケロングに振って楽が出来そう。


まぁアレですね。サーキット遊びがしたいなら、素直にディトナ買っとけって事です。
ツーリングやらしたいならストリートトリプルが良いんじゃないかな。

サーキット用にSS買いたい気分でいっぱいですが、さすがにディトナは買わないでしょう。
レースと考えればパーツ共用して共食い整備できるメリットはありますが、ホビーライダーが何が悲しくて同じようなフィールのバイクを大枚叩いて2台も維持しなきゃならんのかと。

SSなら国産で良いのが沢山ありますしね。

2013/07/15

ストリートトリプルでジムカーナ

週末、トミンで開催されたジムカーナの公式戦についにデビューされた零和http://zerokazu.blog.fc2.com/さんの動画を撮りました。
もともとブログのネタにしたいとは思っていたんですが・・・期待を超える絵になりました。



途中、途中で上から目線なコメントが入っていますが、競技の世界の習いと言うことで大目に見てください。



ご自身のブログで心配されていましたが、練習会と違って大会はゴール・スタートエリアにあるのは光電管の部分だけ。高価なのは本体側(タグホイヤーやトミホイヤーと言われる数字が表示される機械)なので、よほどの事がなければ、高くて1万って所で治ると思います。
全力疾走してる競技中の転倒は恥じることはなく、転ぶほど攻められた事が次に繋がると思います。


この一年でとても速く、上手くなったと言うのが素直な感想ですね。

自分もノーマル+α系で走った経験があるのでわかるんですけど、このバイクをそのまま使うとバイクが寝る以上にステアが入ってしまってベタ寝かせで旋回できないと思います。
そのため、ハンドルロックに入るようなタイトターンは問題なくても島周りや外周のような所で、寝しはじめでステアが入ってしまってフルバンクに持っていけなくなっています。

私は今のところストリップをヤクザな使い方はしないつもりなので、手をつけていませんが、私がやるなら突き出しを突戻す方向に変えてセルフステアを減らす方向に前後姿勢を変えます。

最近、新潟から遠征してくる選手でストリートトリプルを使う方がいたりと、ほぼA級一名だったのに裾野が広がって来たように思います。

必ずしもジムカーナ初心者に向くとも、ジムカーナに向くとも言えないバイクですが、素性の良さは確かなので、せっかくの性能を転倒前提で発揮できるジムカーナやクローズドコースで増えて欲しいですね。

2013/06/03

JKを後ろから

BMC走行会(http://yui.bitter.jp/bmc/)でトミン下を走りました。

前回の28秒入りがあったので今回はあわよくば27、せめて28前半が目標。

頑張って走っているの図。


結果。
ベスト28.98。
全然更新できません。

やけくそでネタに走ってみる。
やってみてわかりました。
GPライダーが足を出す理由。
私にはさっぱりわからない事がわかったorz


さて一番速いクラスで走りましたが、それでも自分より速いのはジム仲間の2台のみ。
それもWR450Fはモタードでラインが違うし、NSR250は加速が違うしでイマイチ参考にならず。


そしてNAPSがサポートしている女子高生レーサーが参加していて、これが速いとの情報が。



パドックに大々的にテント貼ってて素人っぽくないなあとは思っていたんですが、後で調べたらかなりちゃんとしたレーサーです。
マシンはCBR250Rのレーサー仕様。

さてどんなものか。

練習に来ているからでしょうか。同じ走行枠で走っていてもあまり絡みません。
ラップする事もないので、あまり速度差がないのかも。
後で写真で見ると一緒に走ってるんですけどね。前にはいなかった。
最終コーナーでで真後ろにつけられてるじゃんって感じですが。


という訳で、非常に下品な興味に駆られて、一度コースアウト。
そしてメインストレートにJKが入るタイミングでコースに入って追走してみました。


うん。確かに速い。
すごいなぁとも思うんですが・・・ストレートでパワーを活かして抑えられるのは当たり前なんですが、コーナーワークも正直私の方が速いかな。
CBR250Rがどれだけのデキなのかわかりませんが、ノーマルアップハンで素人の私がトミンの1コーナーから最終の間でつつけてしまうのは、スポンサー付くライダーへの憧れを少し減らすかもしれない。

そうは言っても抜かそうと思うと大変。と言うか抜けなかった。
メインストレートでインからつこうとしてもきっちり最後に締められるし、他のバイクが絡んでラインが乱れると一気に刺される。
この辺のレース感覚は凄いなと思いました。


そして毎度の愚痴。
SS欲しい。セパハン乗りたい。

2013/04/19

トミン やっと28秒台 アンビートンまで入れたのに

トミンサーキットの会員になってもうすぐ1年。
なんと一度もスポーツ走行に行っていなかったので、慌てて走ってきました。

ちょうどその日は、Bコース(ジムカーナ業界で俗に言うトミンの上)で事務茶屋杯というジムカーナ大会をやっていました。
上には知り合いが50人はいるであろう中、一人Aコース(業界用語でトミンの下)を攻めました。


日曜で走行予約者も多く、受付「班分けします。29秒以上はS班。どうします?」
「え?ベストは29秒台ですけど、平均したら29は出てないです。」
受付「じゃあとりあえずN班で。変えたくなったら言ってくれればOKですよ」

という訳でN班で走り出しましたが、案の定自分が一番速い。
インからでもアウトからでも、ストレートでもコーナー中ですら抜けてしまって、気分がイイといえば良いんですが、クリアラップが取れません。

それでもラップショット見れば29秒台。
「まぁ嘘もついてないし受付もああ言ってたし、これでいいか」
と2本目もN班で走行。たまたま取れたクリアラップで28秒台。

気分を良くしてコースアウトしたらマーシャルが駆け寄ってきて
「S班に移ったら?28秒入ってるし。マーシャルに言われたって受付に言って」
と言われてしまいました。

常連さんにはアラシと思われたかも・・・


そうこうするうちに、お昼休憩に上のジムカーナ仲間と話しました。
「カッコイイ!」という賛辞もありましたが、
「なんか立ち上がってなくない?」
「シフトしてないよね?」
「ジム屋はやっぱりシフトできないっと思われるだろ!」

と流石はジムカーナシード。サーキット走行であっても目が肥えてます。

何を隠そう、この時点まで2速ホールドのオートマ走行をしていたのです。
おかげで全ての操作に余裕がある。アクセルはガバ開け出来るし、じっくりラインをトレースして余裕をもってブレーキングなわけです。

しかしトミンで600以上はホームストレートで2速。奥の右コーナー侵入で1速。というのがセオリーなのです。
知ってはいたけど、1速だとエンブレはキツイし開け過ぎればリアから飛ぶしで怖さが先に来てました。実際ちょっと試してもタイム落ちたし。

しかしジムカーナ仲間から適切なツッコミを受けて1速にチャレンジしてみました。

結果、思った以上に走れたもののタイムはダウン。29秒フラットらへんが限界。
バックストレートでは12000回転に設定しているシフトインジケータが光るしフロント浮きかけるしで怖い。乗っていて攻めている感はあるものの、タイムにはつながりませんでした。



さてトミンで28.69と言えば、「ある程度の振り分けを勝ち残ってきた」レベルであり、27秒台はトミンを走るライダーの10%程度らしいので、上位2割には入れそうです。

参考1(http://blog.livedoor.jp/nashijukuriza/archives/cat_10054593.html
参考2(http://www.jun1.org/page120.html


我がストリップはタイヤ以外フルノーマルのバーハンネイキッドと思えば頑張ったほうじゃないでしょうか。

が!しかし!本音はガックリ。思いっきり27秒台に入れるつもりでいました。

何故なら「タイヤ以外は」フルノーマルですが、このブログで一番アクセスの多いα12の記事(http://streettriplejaponica.blogspot.jp/2012/09/12.html)で書いたように、この度タイヤを履き替えました。

こちらが新タイヤ。

気張って前後新品です。
ダンロップのアンビートンですが、フロントは02R3N、リアは01RSとやや変則的。

フロントはジムカーナでチャンピオンのT氏から格安で、リアは01から02にモデルチェンジした時に格安放出品で購入して、リアに至っては2年は取っておいた熟成の逸品です。

正直劣化はしているでしょうが、1部山で屋外履きっぱなしのα12よりはるかにマシなはず。
プロダクションレースタイヤを盆栽バイクに付けるアタリが実に盆栽っぽくて良い感じです。

もちろん他人には勧めません。
自己責任にもほどがある温度依存性とかα12みたいなタイヤとは決定的な差があるのです。

さて参考ブログにもあるように、29~28秒台までα12や003STで来れば、プロダクションレースタイヤを履くことで一気にタイムアップが期待できるはずです。たぶん何もせんでも0.5秒は上がるはず。
まして1部山のα12から前後新品のアンビートンなら1秒以上上がってもおかしくない!

で、去年の持ちタイムが29.5なので、何もせずとも28秒半ば、気合を入れれば27秒!これは行ける!これでジムカーナ仲間でも最速クラスだし、トミンでもトップ10%以内のトップクラスだ!

と皮算用していたわけです。

一日走った(と言っても合計1時間ってとこ)結果がこちら。
フロント右サイド。1~2mm位アマリング。しかし良い感じに溶けてます。
 リア右サイド。フロントほど溶けてない。エッジまで使っているけど荒れてない。
リア左サイド。1mm位アマリング。溶け方はまあまあ。
 フロント左サイド。3mm以上のアマリング。

走っていてもトミン唯一の左コーナーが上手く寝かせられないし、走れない。
バンク自体も浅いのかフォームが悪いのか、ヒザも接地したりしなかったり。

27秒は意外と遠いのかもしれない。
と殊勝な事も思うんですが、同時にジムカーナで無駄に耳年増なので、自分の腕以外で出来る事が結構あることを知ってもいるのです。

アンビートンはフロントはともかくリアはグリップ不足なので、ピレリにすれば簡単にタイムアップできそう。
サスセットをマジメに作ればラインを選びやすくなって結果タイムアップできそう。
スリッパークラッチ入れて、スプロケを合わせればさらにタイムアップできる。

しかしあくまで盆栽ツーリングバイクなので、冗談抜きで合法的に公道を走れる事に疑問を持っているピレリの悪魔を履きたくありません。冷間性能は神経質な扱いをすればギリギリなんとかなるかもですが、ウェット性能はどうにもなりません。
ツーリングの途中で雨が降っただけでレスキュー呼ぶ羽目になります。

という訳で、ツーリング先で他のライダーをビビらせるためのウェザリングは出来たことだし、なくなるまではアンビートンで楽しみます。



ついでにアンビートンのインプレ。
ストリートトリプルとアンビートンは特にフロントでマッチしません。
何がってタイヤサイズが。

ストリートトリプルは外車らしくフロントフェンダーとタイヤの隙間が非常に少なくスタイリッシュです。
しかしそのせいで、同じサイズの120/70/17でも、ちょっとでも外径が大きいと途端にフェンダーに干渉します。
一回転する事にフェンダーがゴツゴツ言うので非常に不安になります。
走って回転速度が上がってしまえば摩擦が負けるので大丈夫みたいですが、あまりイイ気はしません。

さらにギリギリの隙間のせいでタイヤウォーマーが巻けない。
同じくストリートトリプルに乗るチーム員(http://star.ap.teacup.com/tabibito/)に聞くと
「トリプルはそんなもん。無理やり巻いてる」
との事だったので、何とかなるだろうと思っていたんですが、彼のフロントは外形の小さなピレリだったわけで、タイヤだけでも干渉するアンビートンではまったく無理でした。

しょうがないので、フェンダー以外の部分だけ巻いて温めましたが、果たしてやった方が本当にマシだったのか。


7月には車検が来るので、それまでにツーリングで距離を伸ばしておきたいものです。

2012/11/30

12ツーリング

ウェットで落葉だらけの西伊豆から中伊豆に向かう59号で側溝に落ちてコケた...一個だけ蓋がなかったんだもん。手首と心が痛いよ。

ってなツイートをしました。

割と釣れました。

正解ツイートはこちら。


転倒写真です。 紅葉の写真と取ろうと携帯を構える→構図を整えるため後ずさる→側溝の落ちる。 という顛末でした。当然バイクは無傷。人間もちょっと痛かっただけ。例によって嘘はついてませ(ドヤァ。


という訳で、今年最後のツーリングに行ってきました。

沼津で降りて西伊豆、中伊豆、伊豆スカ、箱根と回ってお腹いっぱい。


ストリップも10年8月から2年3ヶ月で9500kmになりました。

ツーリングライダーからすれば短すぎると思いますが、ほとんどメインのハスクばかり、今年に至っては育児に追われた身としては、十分以上に元をとっている感じです。

ちなみにトライアンフな子育てがこちら。
ジムカーナの大会へトライアンフな感じで参加しました。
使ったバイクはハスクですけど、ハスクな感じの赤子はすでにいるので。


今年もジムカーナ仲間の二人と出かける事が多かったです。

今回も同行したNOMUさんは、今年ジェベル、セロー、NC700と激しく乗り換え。

秩父や霧降に同行したみみず先輩は今年、ドカのポールスマートからストリートファイター848へ乗り換え。

私も一発乗り換えたい所ですが、ツーリングバイクとしてストリップは非常に優秀で他に良いバイクが思いつきません。軽くてパワフルで、姿勢が楽。超高速、超長距離、二泊以上とかじゃない限り万能。


さて、こんな感じでツーリングを楽しんでいるわけですが、零和さんの所で(http://zerokazu.blog.fc2.com/blog-entry-47.html)ずっと気になっていた一文がありました。

速く(上手く)なりたい。
けどそれによってバイクを楽しめる範囲が狭くなるのは幸せな事なのだろうか。

例えばジムカーナA級の人やトミンを26秒で走れる人は一般道でバイクを楽しめるのだろうか?なんて考えたりします。



ジムカーナB級トミン29秒の私だと条件には合いませんけど私なりの答え。

一般道でバイクを楽しめています。
本気で攻めるなんてクローズドでしかできないし、千分の一秒を本気で削りに行く遊びをジムカーナでやる事で、公道での走りはひたすら気持ち良さだけを求められます。
他のライダーに抜かれようが、自分の方が遅かろうがあんまり気にせずに済みます。

私は公道での速さを求めていないし、自分の速さ(上手さ)をジムカーナの場で客観的に思い知らされています。
競技の場でそれなりのリザルトを出して、8割くらいの選手に追いかけられ、2割くらいの選手を追いかけてます。彼らはそれはもう本気で練習し、転倒し、負けて泣き、勝って笑っています。
そういう人達と争う場があるわけで、命を安売りして速さを得るような公道での速さを求める気にはなりません。

スキル面でも自分の実力、一緒に走るジム仲間のテクニックも把握できます。ただでさえ競技で鍛えた腕がある上、選手たちは自分の実力を日々思い知らされる生活を送っているので、自分のスキルを大幅に超えるようなミスはしません。
自分も同行者も信頼して走れるわけです。

同じような考えの仲間は多く、A級トップの大御所もツーリング大好きです。
もちろんほとんど公道を走らないトップ選手もいますが、楽しめない事が理由かは疑問です。

初めてバイクやクルマに乗った時の感動は、初めてだからのもので、スキルがあろうがなかろうが慣れと共に少し色あせるのは否めません。
しかしスキルがあればあるほど、バイクの楽しみは深まるのではないかと思います。
そのスキルを速さに繋げず、余裕につなげればいいだけです。

綺麗事っぽくなってしまったので、露悪しておくと・・・
3年ほど前にH系ショップツーリングにVTR250で参加しました。

峠で逆シフト組んだ小僧とか、マフラーとかカスタムしたピカピカのCBR1000RRを後ろ振り返りながら千切っては待ってあげ、千切ってはry
そして休憩中に
「小僧君、バンクしてる割に全然曲がってないね~」
「せっかく1000ccもあるんだからアクセル開けないともったいないですよ~」
とか話してました。

ジムカーナのチーム員のA級も
「ネイキッドでタンデムしながらSSをアウトから抜いて手を振ってやるのが最高だ!」とか言ってます。
という訳で、こんな楽しみ方もありますよって事でした。

2012/09/06

α12 最後のインプレ

何故か一番アクセスのあるのがタイヤ(α12)のインプレで、画像ファイルにリンクが来ているようです。
アマリングスレにでも使われているんでしょうか。

久しぶりにツーリングに行き、走行距離が8600kmになりました。
フロントのα12は最初から使っているのでかなり持ったと思います。

以前α10を使ったときは3000kmで終わってたと思うので、ライフに関しては相当良くなっていると思います。

こちらがフロント画像。

中間地点のスリップサインがばっちり出てしまいました。
サイドの4cmくらいが一番減っているようです。
5回くらいサーキット走ったりしてるからだと思いますが。


こちらでみるとサイドの使い方がわかりますが、エッジのエッジは使ってませんね。
ツーリングもしているのでバンクして使う部分全体がほぼ0山。

正面から見るとセンターはまだスリップサイン出てません。
フロントタイヤのドセンターはこんなものかも。


リアは釘を踏み抜いて一度変えています。多分これで4000km走行くらい。
ツーリングしてるとリアはセンターから減りますね。


さてα12を履くのはこれが最後になりそうなので最後のインプレです。

良かった点。
ライフがハイグリップとは思えないほど持った。
まずまずのグリップ。
ダンロップは安い。
そこそこ自然なハンドリング。

悪かった点。
グリップ足りないと言えば足りない。
特にクローズドコースで走ると絶対的なグリップも足りないんですが、インフォメーションが薄いですね。潰れている状態、後どれだけ攻められるか、イマイチ伝わってきません。
ハンドリングは最後まで気に食いませんでした。あくまでお出かけ用バイクだからとダンパー以外のセッティングをしなかったせいもあるんですが、ストリートトリプルRにポン付けの場合だと以下の欠点があると思います。
セルフステアが早くて強めなので、曲がり始めるのが早いのはいいが、寝かしにくい。旋回に入るのに悪い意味でタメがない。
ブレーキを使ってここで一気に曲げたいと思っても、もやっとした反応しかない。これは絶対グリップの不足もあると思いますが。

ちゃんとセッティングするならフロントフォークの突き出しを変えます。少し突き戻して寝やすい方向にすればイイんじゃないかと。
ストリートトリプル自体も前下がりな車体姿勢なので、タイヤのせいだけにするもの変ですけどね。


と最後に愚痴っぽくなりましたが、比較対象が同じダンロップでよりハイグリップなアンビートン01RSなのでちょっとかわいそうかもしれません。
ライフに関しては本当に文句のつけようもなく、安くてライフが長くてこのグリップレベルと思えば素晴らしい商品だと思います。

2012/06/03

膝すりできます。


すとりっぷでのサーキット走行は5回目です。
エビスが1回で残りはトミン。

トミンは前後α12(フロント1部山)で29.5秒なので、初心者ではないけど、上手くも速くもないって所でしょうか。
参考1(http://blog.livedoor.jp/nashijukuriza/archives/cat_10054593.html
参考2(http://www.jun1.org/page120.html

フロントにハスクで使ったアンビートンを入れようかと持ち込みましたが、昼休みに寝てしまって終了。
プロダクション使えば28秒台は確実に入れられると思います。

プロに撮影してもらったので「俺膝すりできるよ」自慢してみます。

しかしマジメにサーキット走るならセパハンにしたいですね。サーキット以外のあらゆる場面で有害でしかないセパハンですが、サーキットでだけは欲しくなります。
S1000RRあたり誰かくれないものか。



さてメインのジムカーナ仲間のトミンの持ちタイムはほとんどが27秒台。遅くても28秒台。
ジムカーナで私より速い選手はもちろん、格下でもトミンでは速いって人ばかり。つまりは私が遅いって事ですが。

ゼロカズさんとトミンの上(ジムカーナ)で話した時に「ジムカーナやってるとサーキットも速くなるんでしょう。スライドコントロールとか。」と言う話が出ました。
その場でも否定しましたが、大概迷信です。

スピード系のモータースポーツ経験者はアクセル開けることに躊躇いがないとか、免許取立てでギアチェンジが下手ですってレベルよりはマシとかはあるんですが、ジムでの上達とサーキットでの上達のリンク度はそんなに高くないように思います。

以前GPライダーの中野真矢さんとパイロンスラロームしたら、私の方が速かったです。
参考(http://streettriplejaponica.blogspot.jp/2011/01/56design-riding-meet-in-inage.html
多分モトクロスやってもトライアルやっても中野さんに勝てる素人はごまんといるでしょう。
オンでもミニバイクとかなら軽い小学生が勝ったりして。

ジムカーナもある程度のレベルを超えると、特殊な技術やセッティングが必要になります。
ある程度どころかハンドルをストッパーに押し当てながら360°以上旋回するなんて技術が他の競技の何に役に立つんだか。ちなみにこれが出来なきゃシードどころかノービスでの入賞も無理です。

そう言った技術を身につける過程での試行錯誤、方法論などは上達速度を上げるという意味では他の分野でも有効でしょうけど、マシンコントロールが直接的に役立つというのは厳しい。

ましてや「峠とかでも余裕!」とかまったくないです。
コースの先が見えない公道が怖くなって遅くなる可能性すらあります。