Triumphで盆栽

TRIUMPH STREET TRIPLE=トリンプ ストリップ君についての四方山話です。
少しずつでも上手に乗ってあげられるようにがんばります。

2010/09/21

はじめてクローズドコースで乗りました。
外では感じなかったアレコレ。

トルクの変動がかなりある。
3500~4000rpm辺りまではトルクが薄く、ここで一気にトルクが上がる感じ。
この部分はかなり扱いにくさを感じる。

ここから上ではフラットなので、雑誌のインプレ等ではフラットでトルクフルと書かれているんだろう。
アクセルワークで調整を入れなければいけない分だけ手間がかかってしまう。
(注:もっと高回転で走れれば済む話と思う方もいるでしょうけど、1速で走ってます。そういうコース)

切れ角なさ過ぎ。
知ってはいたし、Uターンなどで体感もしていた。
しかし実際ハンドルロックを入れた8の字ターンをすると、自分でも驚きの大回り。
デイトナとまったく同じらしい切れ角は国産SS勢以下なわけで、小さく速く回ろうとするなら加工必須だろうなぁ。

ハンドリングは基本的には扱いやすいものの、リアが高いのか、前後が同時に寝て沈む感覚がない。フロントで曲がっている感覚が強い気がする。


思った以上に乗り手の技術が落ちていて、重さのあるネイキッドバイクの乗り方ができてない事も痛感。
だからこそ、基本を思い出すためにも買ってよかったわけですがね。

2010/09/16

トラクオリティ-お漏らし止まらず

増し締めしたものの、緩やかにオイル漏れ続行中。
ワッシャを交換する事になりましたが、ワッシャごときでも数週間待ちなのがトラクオリティ。

日本製部品を多用していて信頼性高いのがウリっていう英国車の誇りの欠片もないトラですが、部品が日本製でも設計や組み立て品質が低けりゃ国産以下になるのも当然です。

設計品質の悪さの代表が各所で有名なレギュレータパンク。
レギュレータが国産でも設置場所が悪すぎればクレームの嵐。

自分でバンパー付けたり、アイドルスクリュー付けたりで多少触っただけ感じる品質の低さは、各部の締め付けのいい加減さ。
国産はどう考えてもオーバートルクだろうって馬鹿締めで、これはこれで困ったモンですが、トラはいくらなんでも緩過ぎ。しかし場所によっては異様に硬い。
国産は一貫して硬いので、そういう管理なんだろうとわかるが、トラのブレの大きさは生産管理レベルの低さを感じざるを得ませんな。

エアクリボックスなんかが緩いのはいいとして、タンクのネジがトルクをかけた形跡がないほど緩いとか、極めつけはエンジン-フレーム結合部位が軽く引っ掛けただけで回るってどういうことよ?
ロングスピナ使う気マンマンだった覚悟は何だったのかと。

デザインやハンドリング、機能には今のところ満足だけど、工業製品としては国産の遥か下と思い知る事が一杯です。ネジ一つとっても3日で来る国産と3週待ちのトラとじゃ比べるべくもなし。

外車としては相当マシな部類と言われるトラでこれじゃ、とても他の外車に行く気になれない。
よっぽど、そのバイクにしかない特別な魅力がないと。

ストリップにその魅力があるかと言われると、あると言えばある。デザインとか足やフレームがまともなネイキッドがない国産のダメップリとかで。
でもディトナ買うんだったら国産買うね。似たようでいてより高品質な国産が4社分もあるんだもん。